カテゴリー: 一般コラム

科学技術の開発可能性とは

技術の実用性というものは一口では表せないほど複雑なものを含んでいると思いますが、簡単に言えばその時その時の経済性によるものでしょう。いくら環境に優しくても、持続性に優れていても、その時点でのコストが高ければ使ってもらえま […]
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TPPの荒波にも負けない農業とは何か

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは経済社会のさらなるグローバル化を象徴するような動きですが、グローバル経済と言うものはあくまでも低価格エネルギーと言うものの存在下で運輸通信の費用が極めて安くつくと言う条件で存立して […]
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本物のオピニオンリーダー待望論:石油ピーク問題から見えてくるまやかしやミスリードを看破する力をつけるために!

地球の温暖化が叫ばれてから久しい。 だが不思議なことに温暖化と密接な関係があると思われる石油。石油ピーク問題と温暖化この二つが同時に論じられているのを拝聴したことが殆んどない。何故だろうか? 地球の温暖化は環境問題。石油 […]
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集団疎開裁判に学ぶ石油減耗問題

 大久保泰邦氏の新著『みんなではじめる低エネルギー社会のつくり方:エネルギー問題を解決する15のポイント』には、「大企業や政府は、今後しばらくのあいだは従来型の経済活動や経済政策を転換することはできないでしょう。なぜなら […]
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日本版FITの問題点(5)

 以上、日本版FITが、単に買取価格だけでは判断できない問題を孕んでいる事を指摘した。「神は細部に宿る」のである。これらの問題に躓いて今後、倒産する発電事業者も出てくるものと思われる。倒産しないまでも計画の見直 […]
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日本版FITの問題点(4)

 最初に指摘したように、本来、電力会社と発電事業者は、Win-Win の関係が成立するはずであり、お互い協力して速やかにドイツのような負荷曲線が実現されるよう制度設計を考えるべきである。それには現在のルールをど […]
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日本版FITの問題点(3)

 電力会社の本質 電力会社というと、黒四ダムや、原子力発電所などの発電設備に目がいくが、事業の本質は「つなぐ」という事にある。数千万本におよぶ電柱、数百万kmにおよぶ電線、変圧器等々を営々と築き上げ、保守してき […]
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日本版FITの問題点(2)

 電力会社による発電事業者への各種いやがらせ (1) 設備認定を受け、電力会社に申請書類を提出する事により、確かに買い取り価格は確定される。しかしながら、「全量買取制度」と言いながら、実際の発電所出力については […]
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日本版FITの問題点(1)

 先日、経済産業省から、再生可能エネルギー発電設備の導入状況が公表された。それによると、設備認定(建設計画)は約1300万kWと順調に伸びているが、運転開始したものは166万kWに留まっており、とてもバブルと言 […]
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