資源神話の国、日本 石井吉徳 | 2013年7月30日 | シフトムコラム | コメントはまだありません もう止めよう資源大国の幻想 最近日本は資源大国、海洋に地下に、というメディアが、それは間違、質=EPRを考えない。それを技術開発でという話も聞かれます、それも間違い、濃縮には必ずエネルギーがいる、中世の海の温度を利用し船を走らすという夢を最終的に葬ったのがエントロピーの法則でした、中世の知的レベルでは駄目です。 エネルギーは質(=EPR=EROI)が全てが、一般的な資源もそうですが、理解されない日本、専門家ですら。それを喧伝するメディア、危険な症状です。かっての敗戦当時、神風が吹くといったのと同じ。そこで再度ご参考、私のHP、年来の主張です。 http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/ Related Posts 「日本文化の再構築と創造」 コメントはまだありません | 1月 12, 2012 IPCC(気候変動に関する政府間パネル、国連の下部機構) のCO2原因の仮説による地球温暖化が進行するとしても、やがて枯渇する化石燃料の確認可採埋蔵量の制約から、温暖化は起こるとは考えられませんから、地球温暖化対策としてのCO2の排出削減、すなわち、いま、IPCCが訴えている脱炭素化社会の実現の必要性は考えられません コメントはまだありません | 5月 9, 2021 日本のエネルギー政策の混迷を正す(補遺その1) 地球温暖化を促すとして嫌われ者になっている石炭火力発電ですが、これを上手に使うことが、貧富の格差を解消し、人類が平和のなかで共存する理想世界へ移行できる道です コメントはまだありません | 9月 6, 2018 世界経済の成長を支えてきた化石燃料の枯渇が迫るなかでの「新型コロナウイルス問題(以下、「コロナ問題」と略記)」の発生で、世界経済のマイナス成長の継続が決定的になりました。このコロナ問題の収束後の日本経済の再生のための脱炭素社会への投資を訴えることは、日本経済を崩壊に導くリスクを増やすだけの科学の非常識です コメントはまだありません | 6月 15, 2020 About The Author 石井吉徳 もったいない学会名誉会長。東京大学名誉教授。元国立環境研究所所長。 東京大学理学部物理学科(地球物理学)卒。 帝国石油、石油資源開発を経て、1971年より東大工学部資源開発工学科助教授、1978年より同大学教授。1993年、東京大学を退官し名誉教授。 1994年から1998年、国立環境研究所副所長、所長。1998年から2006年、富山国際学園にて特命参事と大学教授。2006年、もったいない学会創設、会長。 主著に、『知らなきゃヤバイ 石油ピークで食糧危機が訪れる』(日刊工業新聞社)、『石油ピークが来た:崩壊を回避する「日本のプランB」』(日刊工業新聞社)、『石油最終争奪戦:世界を震撼させる「ピークオイル」の真実』(日刊工業新聞社)など多数。 Add a Comment コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですComment:*Name:* Email Address:* Website: Save my name, email, and website in this browser for the next time I comment. Δ