資源神話の国、日本 石井吉徳 | 2013年7月30日 | シフトムコラム | コメントはまだありません もう止めよう資源大国の幻想 最近日本は資源大国、海洋に地下に、というメディアが、それは間違、質=EPRを考えない。それを技術開発でという話も聞かれます、それも間違い、濃縮には必ずエネルギーがいる、中世の海の温度を利用し船を走らすという夢を最終的に葬ったのがエントロピーの法則でした、中世の知的レベルでは駄目です。 エネルギーは質(=EPR=EROI)が全てが、一般的な資源もそうですが、理解されない日本、専門家ですら。それを喧伝するメディア、危険な症状です。かっての敗戦当時、神風が吹くといったのと同じ。そこで再度ご参考、私のHP、年来の主張です。 http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/ Related Posts 日本のエネルギー政策を混迷に陥れている地球温暖化対策としての「低炭素化」のための国策が、国民に大きな経済的な負担を押し付けて、幻に終わろうとしています (その2)化石燃料の枯渇後、その代替として用いられるべき自然エネルギーを今すぐ利用・拡大しようとする「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」の適用は速やかに廃止されるべきです 2件のコメント | 4月 6, 2018 化石燃料枯渇後のエネルギー政策について――アベノミクスのさらなる成長を支えるための原子力の利用を訴える矛盾だらけの経産省の「長期エネルギー需給見通し 2017年 7月」――これでは日本は救われません 2件のコメント | 10月 3, 2017 地熱のエネルギーガバナンスの歴史 コメントはまだありません | 4月 1, 2015 何故スマートアグリがTPP交渉のこの時期に出てきたか コメントはまだありません | 7月 25, 2013 About The Author 石井吉徳 もったいない学会名誉会長。東京大学名誉教授。元国立環境研究所所長。 東京大学理学部物理学科(地球物理学)卒。 帝国石油、石油資源開発を経て、1971年より東大工学部資源開発工学科助教授、1978年より同大学教授。1993年、東京大学を退官し名誉教授。 1994年から1998年、国立環境研究所副所長、所長。1998年から2006年、富山国際学園にて特命参事と大学教授。2006年、もったいない学会創設、会長。 主著に、『知らなきゃヤバイ 石油ピークで食糧危機が訪れる』(日刊工業新聞社)、『石油ピークが来た:崩壊を回避する「日本のプランB」』(日刊工業新聞社)、『石油最終争奪戦:世界を震撼させる「ピークオイル」の真実』(日刊工業新聞社)など多数。 Add a Comment コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですComment:*Name:* Email Address:* Website: Save my name, email, and website in this browser for the next time I comment. Δ