地球は土壌細菌に支配されている。1

 2000年3月、私は、ある有機肥料に出会った。
今、それを持って、津波の被害に遭った宮城県岩沼市、名取市、南三陸町、岩手県陸前高田市の農地にまいている。以前、帯広畜産大学の農学博士にこの有機肥料を調べてもらったところ、発酵時に塩分を分解し、塩素は気体となって飛び、ナトリウムが増えると、教えてくれたからだ。また、ジャガイモにこの肥料を試したところ6年間連作障害が出なかった。連作障害の原因は土壌細菌の偏りによる、ミネラルの偏りに起こるからで、この肥料には土壌細菌を偏らせないだけの種類の土壌細菌が入っているということを聞いていた。塩害に絶対的な効果があり、ヘドロを肥料化してしまうことを知っていたからだ。

2011年5月1日、岩沼市の田んぼの土壌を採取し、分析に出した。塩分0.77%、油分0.6%。通常塩分は0.1%以下が望ましい。早速、有機肥料をまく。
2011年5月13日、土壌を採取し、分析に出す。塩分0.3%、油分0.1% 稲はある程度、塩分に強いため次の週の日曜日の田植えと決まった。
2011年5月22日、田植えの日、田植えをあきらめていた農家の方の生き生きとした顔が忘れられない。
2011年8月18日、見事に稲が育った。稲だけではなく、塩に弱い大根も育った。
(YouTube「scenes2009」で映像が見られます。)

これから先5年間、田畑は復活しないだろうと言われていた、塩をかぶった田畑が通常に近い状態に戻った。土壌細菌とは何か。
土壌細菌の研究者 佐賀大学の染谷先生も土壌細菌のことは1%もわかっていないと言い、又ある研究者は10%位はわかっていると言う。それは土壌中の細菌の分離培養がなかなかできないためで、分母がわからないのだから1%も10%もわからない。
これから私は10年以上の実践から、わかったことを報告したいと思う。





Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です