被災者移送大作戦

 地震被災者の方々は、今は「生きてるだけで儲け物」という感じだと思うが、電気の無い状況では、一ヶ月持たないと思う。被災者を避難場所から、安全な地域に移送する必要がある。

 
以前、電力会社で配電業務に携わっていたので、「輪番停電」という言葉は知っていたが、実施されるのを見るのは初めてである。なんとなく古めかしい響きだが、明治時代に、cyclic blackout を直訳したのだと思う。
 
それにしても津波におそわれた町の状況は、凄まじいものがある。第2室戸台風とか、昔は大型台風が頻繁に来ていたので、その復旧が大変だった話とかは先輩から聞かされた。復旧作業中に命を落とした社員の話も聞かされた。
 
配電部門では、他の電力会社の復旧工事に応援に行く伝統があって、阪神大震災の時も、全国から手弁当で応援に来て頂いたが、それだけ復旧が大変な訳である。同じ会社の他部門よりも、他の会社の同部門の方が、心が通じるのである。
 
しかしながら、あれだけ徹底的に破壊されると、数ヶ月は送電は無理だと思う。いくら東北地方の人々が我慢強くても、電気のない生活は1ヶ月持たないと思う。被災地に仮設住宅を建てたって、電気が来なければ生活できない。
 
それより、被災者の方々を、全国で分担して受け入れるようにすべきである。全国のホテル、宿泊施設に被災者の方々を受け入れて、宿泊費は国が持つという風になれば、私は日本を尊敬するだろう。
 
日銀が金融市場に供給している42兆円のうちのいくらかを、被災者の方々に直接手渡す事が出来れば、私は日本を尊敬するだろう。42兆円あれば、一泊1万円としても、全被災者を20年間くらい宿泊させる事が可能である。
 
今は、行方不明者も多数おられて、被災地を離れるのはしのびないと思うが、破壊された町で生活を継続するのは不可能であるから、被災者の方々を安全な地域で受け入れる事を考えるべきである。

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