限界に来た指数関数的な成長

有限地球で、人類は物的に無限成長できる筈はない

年率何%の成長とは指数関数的成長のこと、巨大化した経済の1、2%増でもその正味で極めて巨大だが、エコノミスト、企業家そして政治家などは、これでも低成長というようである。

「成長は正義」となったが、それを支えるため人類の資源・エネルギー消費は20世紀の間、伸び続けたのである。特に最近の四半世紀の伸びは、もう異常と言って良い程である。石油の消費量はまさにウナギう登り、これが人類の物質的急成長を支えた。

人類はこの「異常を当たり前と思う」ようになった。感覚が麻痺したとしか言いようがない。その頂点がアメリカだが、その世界最大の経済大国は巨大な債務国、これを日本などが支えている。アメリカは世界の資金を集め、膨大な地球資源を消費して成長を維持してきた。そしていま中国がその後を追っている。 が、「成長は正義ではない」。

間違った太陽エネルギー推進論

地球に届く太陽エネルギーの量は太陽の出す量のごく一部というものの、それでもなお膨大で一秒間で176兆キロジュール(42兆キロカロリー)といわれてい る。他方、世界中で化石燃料や原子力など種々のエネルギー源を使って生活しているが、そこで使用されている年間のエネルギー量は地球に届く太陽エネルギー の約1時間分と同じといわれている。となれば太陽エネルギーは、量の点から見ればまったく問題はないことになる。残る問題は経済性の問題と使い勝手の問題 であろう

これが間違いなのです。「質の概念がまったくないのです。エネルギーは「質」がすべてです。石油文明の終焉にあたりこの誤解は重大です。エネルギー収支比、EPRで考えないと戦略を根底で誤ります。

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